初代のレイキャシールから都合2年、待望の新作として今夏のWFで発売されたのがこのヒューキャスト。
レイキャシのver.2.0までの構造をベースにした男性体アクションフィギュアになっています。
全景。
等身が高くてマッシブさよりシャープさが前面に押し出されたデザインになっています。
レイキャシ同様細かい部分で独自のリアレンジを加えて可動に生かしています。
パーツはホワイト、ブラック、グレーで構成。
他に赤ベースのタイプとパープルベースのタイプがあります。
こちらも組むだけでそれらしい配色になるのが嬉しい配慮。
今回は旦那ヘッドの顔だけ塗ってあります。
まずは気になった点から。
一番に気になるのは股間のアーマーにあたるパーツ。
ここのパーツだけどこにも固定されていないのでカラカラと本当落ち着きません。
腰パーツの形状の関係上普通にしててもまずまっすぐ落ち着く事は無いので両面テープあたりで内側を固定してしまうのが無難かと思われます。
もう一つ。肩関節についてです。
【胴体】−【L字パーツ】−【肩パーツ】という順で繋がってる、構造的にはレイキャシと同じ肩関節なのですが、【L字パーツ】−【肩パーツ】間の可動のクリアランスが異常にタイトでした。
回すとパーツ同士が干渉する部分があって急に固くなります。
これでウッカリ、テンションかけすぎて左肩のL字パーツ折りました_l ̄l○
干渉する部分をかなり削って一先ずまともに回せるようになりましたが、左肩は一度割れてしまったので動かすのがちと怖いですね。
両腕ともだったし穴もちゃんとガイドに従って空けてたから工作上の不備じゃないと思うんですがねぇ…
まぁ今後作られる方へ老婆心ながらご注意を。
可動に関してはさすがに文句なしです。
レイキャシがカッコイイポーズもカワイイポーズも絵になったのに対しヒュキャは男性体だけにカワイイポーズは微妙なくらいかな(笑
それだけにカッコイイポーズはキャシ以上に様になります。ホントカッコイイ。
なんとなく武器持たせるよりは
体術系のポーズが似合うかも。
可動範囲とかはそう大差無いように思えます。
胴体の回転軸の位置が違うのと、ヒュキャには腰アーマーが無いので可動の邪魔にならないくらいかな。
あと頭はレイキャシの方がよく回ります。
ヒュキャは襟があるのであまり横を向けません。
勿論間接はビス留めとパラベラム使用で保持力抜群。レジンキット万歳。
レイキャシの項で特筆すべき点として挙げた自立能力の高さですが、レイキャシとは足首のデザインが異なるので接地性能も異なります。
足首自体は大きくなってるので安定感があるのですが、踵パーツがレイキャシのようにヒール状にならない(足裏側まで回転しない)ので足を前後に開いた時の接地力がやや難アリですかね。
その代わり足首に前後に角度をつける軸が追加されてはいますが、総合的にはレイキャシのほうが自立能力は高いと思います。
ヒュキャはレイキャシと違って元ネタのデザイン上頭部パーツと本体のカラーリングが違う事は無いとの理由から5種類の頭部パーツが同梱されています。
一つは基本とも言える旦那ヘッド。
今までの写真で付いてた頭です。
角ヘッド。
見たままです(ぇ
甲冑ヘッド。
勝手に名付けてますが中世の甲冑を思わせるデザインなので。
これ好きなんですが後頭部の先端に大きな気泡がありましたヴァー('A`)
侍ヘッド。
アギトとかヤミガラスとか日本刀系を付属して欲しかったなぁ。
うーん…
コレは何ヘッドだ。
エムロード社かバレーナ社製っぽいなと思った私はアーマードコアを2で辞めた男。
ハンドガンはレイキャシから流用しました。
ウェポンは
DBの剣が一本付属。
近接武器は
さすがに様になりますが、これだけというのもちょっと寂しいですね。
なにぶん武器セットは狙撃戦装備しか持ってないのであとはハンドガンくらいしか…
セイバー系武器なら上でも書きましたがDBより日本刀タイプを付けて欲しかったですね。
あと鎌!旦那ヘッドには鎌しかないでしょう。
次のWFにはヒュキャ用の武器セットも販売されるようなことも書かれていたので期待してみませう。
ソード、パルチザン、ダガー、ダブルセイバー系とかの既存の武器セットに無いタイプの武器が出るといいなぁ。
そんなF-Faceのヒューキャストでした。

個人的な満足度からいくとレイキャシの方に軍配が上がりますが、それを差し引いても良い品です。
微妙に手直しして欲しいような部分もあるのでレイキャシ同様にverupに期待かな。
あとは武器の充実。
うーん、まぁラインナップ充実しても買えないんだけどねー
浅井氏、倒れない程度に頑張ってくださいな〜